原因
前十字靱帯は膝内部にある靭帯で、主に脛骨(けいこつ)が内旋(ないせん/内側ひねり)しながら前方に行き過ぎないように抑制する働きがあります。
この靭帯が断裂、損傷すると脛骨は前内方へ亜脱臼し、膝関節の安定性は損なわれることになります。
サッカー・バレーボール・バスケットボール・スキー・野球等で受傷することが多く、受傷時には靭帯の切れる鈍い音を感じることがあります。
その後、数時間すると膝関節が腫れ、膝の中に地が溜まることもあります。
治療法
膝関節の外傷の場合は前十字靱帯損傷を念頭に置いた上で、すみやかにRICE処置を行い、医療機関で診察を受けるようにします。
怪我の急性期(受傷から48時間以内)を過ぎてスポーツ活動に復帰すると、膝くずれを起こし、二次的に半月板や軟骨に損傷が及ぶことがあります。
受傷後もスポーツ活動を続けたい場合は、前十字靱帯の再建手術(靭帯を作り直す手術)が必要になることが多いようです。
再建手術には膝蓋骨についている膝蓋靭帯を使用する方法(BTB法)とハムストリングス(ふとももの裏に筋肉)の半腱様筋(はんけんようきん)を使用する方法(ST法)、人工靭帯を使用する方法等があり、それぞれに長所と短所がありますので医師と相談の上、手術法を選択することになります。
手術後は再建した靭帯が緩まないように最善の注意を払いながらリハビリを行い、個人差はありますが約半年から8カ月程度で競技復帰することが可能となります
前十字靱帯は膝内部にある靭帯で、主に脛骨(けいこつ)が内旋(ないせん/内側ひねり)しながら前方に行き過ぎないように抑制する働きがあります。
この靭帯が断裂、損傷すると脛骨は前内方へ亜脱臼し、膝関節の安定性は損なわれることになります。
サッカー・バレーボール・バスケットボール・スキー・野球等で受傷することが多く、受傷時には靭帯の切れる鈍い音を感じることがあります。
その後、数時間すると膝関節が腫れ、膝の中に地が溜まることもあります。
治療法
膝関節の外傷の場合は前十字靱帯損傷を念頭に置いた上で、すみやかにRICE処置を行い、医療機関で診察を受けるようにします。
怪我の急性期(受傷から48時間以内)を過ぎてスポーツ活動に復帰すると、膝くずれを起こし、二次的に半月板や軟骨に損傷が及ぶことがあります。
受傷後もスポーツ活動を続けたい場合は、前十字靱帯の再建手術(靭帯を作り直す手術)が必要になることが多いようです。
再建手術には膝蓋骨についている膝蓋靭帯を使用する方法(BTB法)とハムストリングス(ふとももの裏に筋肉)の半腱様筋(はんけんようきん)を使用する方法(ST法)、人工靭帯を使用する方法等があり、それぞれに長所と短所がありますので医師と相談の上、手術法を選択することになります。
手術後は再建した靭帯が緩まないように最善の注意を払いながらリハビリを行い、個人差はありますが約半年から8カ月程度で競技復帰することが可能となります
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